一般社団法人ゆめさぽ 代表理事 田中れいか
プロフィール
経験を糧に子どもたちをサポート
7歳から18歳までの約10年を児童養護施設で過ごす。
退所後は短期大学へ進学するも、生活費や学費などの工面に苦戦し1年留年。卒業のタイミングで将来と向き合い、コーチングを受ける。
コーチングから「発信力」のある仕事への憧れが強いことが明確になり、夢でもあったモデル活動を開始。
ミスユニバースにも挑戦し、茨城県大会準グランプリを受賞。
その後モデル業のかたわらNPO法人の広報を担当し、個人でも社会的養護専門情報サイトを開設。現在、自身と同じ境遇にある子どもたちを支援すべく、ゆめさぽの代表理事を務め、活動に勤しんでいる。
代表メッセージ
一般社団法人ゆめさぽ 代表理事の田中れいかです。わたしが、ゆめさぽの代表に就任したきっかけは、子どもたちの支援の輪をもっと広げたいと感じたからです。
わたし自身、8歳から18歳までの10年間を児童養護施設で過ごしてきました。高校を卒業すると同時に施設を退所し、奨学金を借りて短期大学に進学。地域の住宅支援なども利用しながら、無事卒業することができました。奨学金や住宅支援のおかげで、進学だけではなく、幼少期からの夢も諦めずに叶えることができたんです。
たくさんの応援をいただいたからには、自分らしさを活かしながら、恩返しをしたいと感じました。そこで、自らと同じ境遇にある子どもへの理解を深めようとNPO法人の広報として活動。親元を離れて暮らす子どもたちの現状や、気持ちを発信していました。講演会や情報サイトでの発信以外にも、自分にできることはないか?と考えたときに、子どもたちを支援する取り組みである「ゆめさぽ」にたどり着きました。
支援は夢を諦めない力になります。ぜひ、皆様にもお力添えいただければ嬉しいです。