report活動レポート

児童養護施設 二葉園(兵庫県)で職員研修をさせていただきました!

こんにちは、田中れいかです。

2023年8月30日、兵庫県姫路市にある児童養護施設「二葉園」さんで職員研修を実施させていただきました。

テーマは「生い立ち関係なく、誰でも好きな自分になれる!」。

20名の職員さんが参加してくださり、とても温かい雰囲気の中で進めることができました。

研修のねらいとしては、①入所者の成長に深く触れる、②担当の子(担当だった子も含む)に想いを寄せる、そして③今日からできることを考える、という三つを掲げました。

その当日の様子を、簡単にではありますが報告いたします!

 

施設紹介 

  • 施設名:児童養護施設 二葉園
  • 創設日:昭和26年2月1日
  • こどもの定員:定員60名
    (本体48名・分園型小規模グループホーム ルアナホーム6名 ロカヒホーム6名)
  • 本体施設+地域小規模児童養護施設2ヶ所(※訪問時)
  • ホームページ ▷ https://yumesakifukushikai.jp/futaba/index.html

 

開始にあたり、職員さんそれぞれの名前とマイブームを聞く場面も設けましたが、20代の若手職員さんが多いことに気づきました。主任の方が8年目ということもあり、とても若いエネルギーを感じる組織だと感じました。

感想

研修中、特に印象的だったのは、女性の若手職員さんがメモを取りながら真剣に耳を傾けてくださったことです。

そんな職員さんたちの熱意に触れ、私たち(事務局スタッフもお話しました)の気持ちもより一層引き締まりました。

きっと、若手職員さんにとっては、施設を出た後の子どもたちの姿を想像することが難しいかもしれないと思い、私自身が施設を出た後、大変だった時期のことも共有させていただきました。

この話を通して、これから起こり得ることにはなりますが、子どもたちがどんな壁にぶつかるか、そしてその時にどうサポートできるのかを考えるきっかけになればと思っています。

また、写真を見ていただくとわかるように、二葉園は職員の一体感を高めるために統一のユニフォームを導入しているという特徴があります。

なかなかそういった施設を目にしたことがなかったので、全員が青いポロシャツを着ている様子はとも新鮮でした。

 

そして、研修後には美味しいお昼ご飯の準備が!

個人的に、施設で食べるご飯がとっても好きなので、うきうきしながら写真を撮っていただきました。

そして、昼食後には、鎌田施設長に完成したばかりの地域小規模児童養護施設「ルアナホーム」を案内いただきました。

ここは男の子だけが生活する一軒家で、天井が高く、2.3名は立てるカウンターキッチンのあるおしゃれなおうち設計です。

おうちの写真は撮らない派ですが、一枚だけ…↓

 

ルアナとはハワイ語でリラックスや幸福といった意味がありますが、まさにその名の通り、子どもたちがリラックスしながら穏やかに過ごす空間でした。

見学中、男の子3人とおしゃべりする時間が持てました。バイトのことや将来の夢、好きな洋服のブランドについて話す中で、彼らの素直で温かい人柄に触れることができ、心がほっこりしました。

中高生男子となると人見知りがちになることが多いと思いますが、ロカヒホームの子どもたちはリビングに来てくれて、積極的に会話をしてくれました。

この様子を見て、日頃から多くの大人と関わることで、自分の気持ちを相手に伝える力が育まれていることが実感できました。

少し話は脱線してしまいましたが、これからも職員さんたちと共に、子どもたちにとっての「好きな自分」をサポートするためのアクションを一緒に考えていける機会を大切にしていきたいです。

 

思い出

ゆめさぽの奨学金を申請してくれた高校生3人と!

一人一人の進路はもちろん、お部屋を見せてくれた子もいるので短い時間でしたが彼らのことを知る時間になりました。将来の道に向かってゆっくり歩んでいってね^^

一般社団法人ゆめさぽ
代表理事 田中 れいか

寄付について

寄付の金額や方法、申し込みに関して詳しくは『こちらのページ』をご覧ください。