report活動レポート

第74回社会を明るくする運動|感謝状授与式に参加してきました!

こんにちは!
田中れいかです。

ゆめさぽとして初めての感謝状授与でした!
受賞テーマは「第74回社会を明るくする運動」に関する表彰です。

 

社会を明るくする運動について

        

日頃から社会的養護にかかわる人たちには馴染みがないかもしれませんが、この「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行を防ぎ、立ち直りを支える地域の力を育む全国的な取り組みです。

「安心で安全な地域社会を築く」というテーマのもと、すべての人がそれぞれの立場で力を合わせることを目指しています。

ゆるくてかわいい更生ペンギン「サラちゃん」と「ホゴちゃん」のキャラクターも、この運動の親しみやすさを伝えてくれています。

 

表彰の様子

今回は一般社団法人ゆめさぽとして「東京都保護観察所長感謝状」をいただきました。

このご縁のきっかけは、7月に行った講演会でした。

私の生い立ちをもとに、大田区保護司会の皆さまや中学生たちにお話ししたことが、この運動に寄与したと評価していただいたそうです。

「受賞いただける」ということを知ったときはは正直驚きました。

「そんなに大したことをしていないのに…」という気持ちと、「まだまだやれることがあるかも?」という気持ち。やはり一番は「もっと知りたい!」という気持ちが高まる機会となりました。

 

ここからは想像でしかないですが、もしかしたら、「田中さんにはこの分野についても知ってもらいたい」という想いが主催してくださった大田区のみなさんにあったのかもしれません。そう思うと、バトンを繋いでもらった担当課のみなさんには感謝しかないです。

区役所の方々なので写真の掲載はできないですが、とってもいい雰囲気のチームでした◎

 

授賞式について

この日の授賞式では、東京都推進委員会委員長感謝状が15の団体・個人に、東京都保護観察所長感謝状が12の団体・個人に授与されました。

今年度の受賞の特徴について、保護司会の副会長さんから、「学校関係者が主体となった取り組みが多く、小学校や中学校、高校の地域活動が多く表彰されていた」という発言がありました。

その言葉の通り、会場にはランドセルを背負ったままの小学生や制服を着た中学生がいて、それだけで大田区の風土を感じられる式典でした。

 

「こどものうちから犯罪や非行について知るって難しいかな?」と思いつつ、子どもたちが地域に根ざした活動を通じて、多様な背景を持つ人たちへの理解を深める経験をすることは、未来の地域社会を支える重要な土台になると感じています。

なので、この日の会場の雰囲気は、大人6:こども4くらいの割合で自然と笑顔になる年齢構成でした。

 

1日を振り返って

私自身、この講演会をきっかけに初めて「社会を明るくする運動」を知りました。この運動のテーマである、犯罪や非行に及んだ人たちも含め、誰もが生きやすい地域を作るという目的は共感します。

一見、難しそうに思えるテーマですが、活動を通じて少しでも地域の人々がこの課題を身近に感じ、考え、行動するきっかけを作ることができればと思っています。

今後は保護司さんたちの役割や活動内容をさらに学びながら、新しい情報のアンテナを張り、ゆめさぽとしてできることを模索していきたいと思います。

この度はこのような賞をいただきましてありがとうございました!

この受賞に恥じない活動を展開していきたいと思います。

 

一般社団法人ゆめさぽ
代表理事 田中 れいか

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