大阪施設保母会70周年記念の集いにおじゃましました!
みなさん、こんにちは!
田中れいかです。
このたび、大阪施設保母の会の70周年記念式典にご招待いただき、講話の機会をいただきました。
写真を見ていただければ、その雰囲気が伝わるかなと思いましたが、背筋が自然と伸びるような厳かな空間でした。
そして…なんと、記念講話の持ち時間は20分!
たくさんの想いをどう伝えるか、緊張感がさらに増していきました。
でも、日頃から「ゆめさぽ」の活動でご一緒している施設職員さんが会長を務められていることもあり、少しでも恩返しの気持ちが伝わればと、心を込めてお話させていただきました。
施設保母の会って、どんな会?
大阪施設保母の会は、全国でも唯一の存在だそうです。
この会は、大阪府内の児童養護施設や乳児院、児童心理治療施設、障がい児施設などに勤める職員の皆さんによって構成され、1954年に発足。70年もの歴史を持つ、女性ケアワーカーの横のつながりを大切にしてきた会です。
活動内容もとても多彩で、例会や研修、府外での一泊研修、さらにはコーラス部の活動まで!
「仕事」と「仲間との時間」のバランスが取られていて、大切な取り組みだなと感じます。
児童施設部会
児童養護施設、乳児院、児童心理治療施設、障がい児施設などで構成されています。
被虐待児の増加等変化しつつある社会状況に即した施設環境の整備・研究を進めていくとともに、施設職員それぞれのキャリアやステージに応じた研修会を実施しています。
また、「目で見る自然教室(キャンプ)」やスポーツ大会など、児童が参加して楽しめる行事も開催するなど、児童福祉発展のための基盤づくりを進めています。大阪施設保母の会
児童施設部会の会員施設に従事する女性の会で、昭和29年(1954年)に発会しました。
会員の研修、親睦を図り、横のつながりを深めていくことを目的とした全国に唯一の団体です。
主な事業としては、例会(7月、11月、1月、2月)、府外一泊研修(9月)、コーラス部(毎月第2・第4金曜日)があります。
この日もコーラス部の発表がありました!選曲と歌声が素敵でうる目に…
垣根を超えた“つながり”の力
この会の魅力はなんといっても、“施設の枠を超えたつながり”があること。
私自身、全国さまざまな施設を訪問するなかで、横のつながりを持てることの大切さを何度も実感してきました。
職場内だけでは言いづらい悩みやモヤモヤ、ちょっとした疑問を話せる相手がいるというのは、働き続けるうえでとても心強いものです。
そして今回は、改めて「女性の力」を感じた1日でもありました。
笑顔、エネルギー、声の張り…どの写真を見ても、大阪のケアワーカーの皆さんのパワーがあふれていて、本当に元気をもらいました。
実はこの日、私の結婚をお祝いしてくださった職員さんもいて胸がいっぱいに。
こんなに優しい方たちに囲まれている子どもたちは、きっと、どこかで「守られている」と感じてくれているんじゃないかな、そんなふうにも思いました。
大阪のみなさん、大好きです!笑
これからも、少し遠くにいる大人として、みなさんのお仕事を応援しています!
代表理事
田中れいか