ここが君の家だから 社会的養護を考える|主催:埼玉県社会福祉士会
みなさん、こんにちは!
田中れいかです。
今回は埼玉県社会福祉士会さんが主催された勉強会にお声がけいただき、「社会的養護」をテーマにしたトークイベントに登壇させていただきました。
今回のテーマは《ここが君の家だから》
事前に施設職員さんと話し合って決めたタイトルです。
とてもあたたかく、そして問いかけられるようなタイトルで「ナイスアイディア!」と気に入っています。
登壇者と約4年ぶりの再会
この日は、自立援助ホーム「夢舞台」のホーム長さんと登壇(写真:左端)。
実は、わたしが社会的養護にかかわる活動を始めた当初に、自立援助ホームの仕組みや制度について一つひとつ丁寧に教えてくださった人なんです!
久しぶりの再会に、なんだか初心にかえるような気持ちになりました。
参考
▽自立援助ホーム 夢舞台(@川越市)
https://yumebutai.com▽挑戦したクラウドファンディング
応援メッセージを寄稿しました◎
https://congrant.com/project/yumebutai/9435/reports/3321
会の構成
この日は3部制で進行しました◎
事前に登壇者で打ち合わせをして決めたプログラムです。
みなさん、それぞれのお仕事で忙しいなか打ち合わせの時間をつくってくださりありがとうございました!
【第1部】児童養護施設という私のおうち(田中れいか)
児童養護施設で育ったわたしの体験や、そこで感じた「家」の意味についてお話ししました。
食卓を囲んだ記憶、夜の見回りが安心だったこと、職員さんとの距離感…。
そんな「施設の生活」が、どんなふうにわたしの土台になっているかをお伝えしました。
【第2部】あなたの居場所はここにある(夢舞台 ホーム長)
制度改正後の自立援助ホームの仕組みや、受け入れの工夫など、現場で実践されているリアルなお話が満載でした。
「支援する側」も悩みながら、より良くしようと努力されていることに、たくさんのヒントをもらいました。
【第3部】トークセッション
ここでは進行を埼玉県社会福祉士会のかたにお任せしてクロストーク。
最後には会場の方からの質問を受け、わたしたちの体験や想いをシェア。
一方的に語るだけじゃなく、聞いてくださるみなさんと気持ちがつながる時間でした。
活動を振り返って
会場には、福祉に携わる女性の方々が多く参加されていました。
真剣なまなざしで耳を傾けてくださる姿に、「ああ、こうして聞いてもらえるってありがたいことなんだな」と思いました。
わたしが子どもの頃、「わかってくれる大人がいる」って実感できる場面って、実はそんなに多くなかった。でも、今日のこの空間には、「こどもの声をちゃんと聞こう」としてくださる大人がたくさんいて。
何よりそれが、いちばん希望だと思えました。
限られたお時間でしたが、参加してくださった会員のみなさま、ありがとうございました!
※知り合いの参加者さんに差し入れのお菓子もいただきました!
ごちそうさまでした^^
代表理事
田中れいか